てくてく日:2025/04/11
てくてく場所
鏡山
広島県東広島市鏡山2丁目
距離 2.3km 登り 120m 下り 128m
てくてく感想
今年も桜満開!お花見チャンス到来
車のメンテナンスのため今日は昼から東広島の西条へ。
平日で他にお客さんがおらず予定より早くメンテナンスが終了する。
妻も一緒について来ていたのでせっかくなら。
今は桜が咲いて、ここのところ満開。
今年はすでに何度かお花見にも出かけた。
ただ、昨晩からの雨で満開のお桜も散り始める。
お花見の最後のチャンスだ。
お花見ならば桜の下で何か美味しいものを食べたい。
思えば妻とは今年お花見をしていない。
妻がいるのなら…
ということでスーパーでパンをたくさん買い込みお花見会場へ。
訪れたのは西条の鏡山公園。
鏡山の麓に整備されている公園だ。
広島大学から近いこともあり思い思いに過ごす学生も多くみられる。
公園内には桜の木が500本以上植えられているらしい。
そんな桜の花は散り始めの状態。
だがまだたくさんの花びらが残っている。
あの雨のなか耐えてくれたんだなあ。
芝生に座って、パンで乾杯
桜の花びらが敷き詰められた芝の上に座る。
さあお花見をしよう。
スーパーで買って来たパンを広げる。
ひとつひとつスーパーで焼き上げて販売しているパンなのだが基本的にすべてのパンが100円とリーズナブル。
なのにどれをとっても美味しい。
町のパン屋さんでパンを買うことを考えたらたくさん買っても気兼ねない。

菓子パンから総菜パンまでノンアルコールのワインをいただきながら桜の花の下でおいしくいただく。
天気も回復して気持ちの良いこと。
思い思いに過ごす花見客をぼーっと見ながらしばらく過ごす。
さあお花見終了。
見上げると鏡山。
そんなに高くなく遊歩道も整備されている山だ。
遅い時間だと登れないかなと思っていたがまだ陽も高い。
山頂まで登って下りてくるにしてもそんなに時間もかからないと思われるので妻と相談して登って帰ることにした。
鏡山にちょこっと登ってみた
鏡山はかつて山口の守護大名の大内氏が安芸支配の拠点として設けていた鏡山城があった山だ。
山城だった頃の登城道は公園から反対側にあったようだが山頂への遊歩道は公園側から整備されている。
木段の続く登山道を登って行く。
上着を着ていたら暑い。
衣類を調整しながら登って行く。
今からこんな調子では夏場の山登りが思いやられる。
戦国の名残と、春の空気
登山道の要所要所に山城だった頃の名残の郭や井戸が残されている。
そんな鏡山城は何度も戦の場となった山城。
山域にいくつか残されている井戸は戦により無くなった武者の血で赤く染まったという伝承も。
そのためか夜になると山の中や公園内の様子は一変。
武者のうめき声がしたり遊具が勝手に動き出すという噂も…
綺麗な桜の木の下には○○が埋まっているという話も聞くからね。
ブルブルッ。
そんなことはどうでもいい。
そんな時代をご先祖様が生きて来られたから今こうして山登りやお花見を楽しめる。
感謝するばかりだ。
こんな話を妻に聞かせながら登って行き山頂へ。
山頂は御殿場と呼ばれ鏡山城があった頃は本丸だった場所だ。
立派な御殿があったのでしょう。
花と空に癒された1日
山頂の周りは木々が茂っているがまだ芽吹く前。
木々の隙間から東広島の地を見渡すことができる。
しかしこんな良い山があるのに公園でお花見をする人は登って来ないのだろうか。
もったいない。
今年もいろんな場所で何度かお花見を楽しませていただいた。
お花見はこれでおしまいかな。
次は何の花を見に行こう。
つつじかな?
藤かな?
アジサイかな?
そんなお花を見ながら楽しく山に登る日が続くことを祈るばかりである。
そんなこんなの山登りでした。
つづく。
てくてく道のり
鏡山公園に到着!まずはお花見場所探し

愛車の整備のため東広島の西条までやって来ました。
早く終わったので鏡山公園へ。

目的は妻とお花見。
昨晩から朝方にかけて雨だったけど桜の様子はどうかな?
奥に見えるのは鏡山だ。

奥田大池のほとりを歩いてます。
立派な池だ。

おっ!
なんとか散らずに耐えてくれてるぞ。
桜の下でパンランチ

枝垂れ桜の花が青空に映えて良い感じ。

なんとか耐えてるって感じ。
ありがたや〜。
さてとお花見にしましょう。

ジャ〜ン!
菓子パンから惣菜パンまでパンのアラカルト。

桜の木の下で食べるパン。
いいねえ。
遊歩道から山頂をめざして

さてと。
たくさん食べたことだし鏡山の山頂までお散歩しましょう。

山肌を覆い尽くす桜の花びら。
ピンクの絨毯だ。
ハハハ。ハハハハハハ。

桃色と緑色のグラデーション。
なんか桜餅が食べたくなってきたなあ。

では鏡山に登っていきましょう。
鏡山はその昔山口の大内氏が安芸国支配の拠点として鏡山城という山城として利用されていた。
山城の遺構を見学しながら登りましょう。
しばらく木段が続きます。

本丸跡のある山頂方面は右手。

本丸跡に行く前に寄り道。
ここは下のダバと呼ばれていた郭跡。
井戸も残っている。
覗いてみよう。

まだ井戸の石組みが残ってる。
鏡山城は何度か戦場になっておりそのとき亡くなった武者のうめき声が夜になると井戸の中から聞こえてくるとか…
聞こえてこないとか…

くわばらくわばら。
続いて馬のダバと呼ばれた郭跡を経由して本丸の取り付き部に向かいます。

さあここを登れば本丸跡がもう少しですよ。
足元が悪いので気をつけて。

中のダバに到着。
広い郭跡だ。
井戸もある様子。

それでは本丸跡のある山頂に向かいましょう。

この先が山頂。
鏡山のてっぺんで深呼吸

鏡山の山頂に到着。
本丸跡はかつて御殿場と呼ばれていたらしい。
一段下の中のダバと共に鏡山城の主郭を成していたようだ。
立派な御殿があったんだろうなあ。

鏡山の山頂で記念撮影。

鏡山山頂から広島大学方面の眺め。
学生諸君頑張ってるか?

こちらは藤の丸方面の眺め。
行くことができるようなのでいつかチャレンジしてみよう。

こちらに見えるのは左が陣ヶ平城跡。
右が八幡山城跡。

御殿場跡から中のダバ跡を望む。立派な山城だ。

それでは下山します。
分岐ポイントまで戻り別ルートで下りています。
どちらのコースも手入れが行き届いており素晴らしい!
桜とともに下山、また来るよ

鏡山公園まで下りてきました。
この辺りはもみじの木がたくさん。
秋は紅葉が綺麗だろうなあ。

奥田大池のほとりを歩いて駐車場に戻ります。桜越しの鏡山。次回は大手道から登ってみようかな。

桜越しの鏡山。次回は大手道から登ってみようかな。

駐車場に戻りました。
桜の花が風雨に耐えてくれて気持ち良くお花見ができました。
ありがたや〜。